猫を飼うと月々にかかる費用はどれくらい？

月々費用①食費（主食、おやつ）

猫の主食は？

• 主食は『総合栄養食』
• ドライフードとウェットフードがある
• 猫の好みや年齢に合わせて選ぶ
• 最初は購入先や譲渡先と同じフードを選ぶと安心

購入する時は、パッケージをよく見て、種類、対象年齢、原材料名、与え方、エネルギー、保存方法を確認しましょう。

一日の食事量は？

体重１㎏当たり60～80kcalが適正だと言われています。

一般的な成猫の場合、オスは300～400kcal（体重５㎏）メスは180～240kcal（体重３㎏）が必要になり、これを２回に分けて与えます。

フードによってカロリーは異なりますが、100g＝360kcalで計算した場合、オス猫は一日に100g、メス猫は60gのドライフードが必要になります。

成長期、授乳期、妊娠中など、ライフステージによって必要なカロリーは変わるので、その都度確認が必要です。

※ここで出した数字は目安です。

おやつは必要？

人間の子どものように、毎日同じ時間に決まった量を与える必要はありません。

病院で検査をした後、留守番、爪切りやブラッシングなど、がんばった時のご褒美に与えるとよいでしょう。

飼い主の手から直接与えられる物が多いので、猫とのコミュニケーションツールにもなります。

一ヶ月に必要な量と値段は？

総合栄養食のドライフードと水があれば健康を維持することができます。

前述した量を目安にすると、オス猫は３㎏、メス猫は1.8㎏のドライフードが必要になります。

一般的なキャットフードが、１袋1.8㎏で約500円なので、最低でも１ヶ月に１袋は消費する計算になります。

月々費用②消耗品費（トイレ用の砂、トイレシート）

トイレ用の砂ってどんな物？

• 鉱物系、紙系、材木系などがある
• 固まるタイプ、固まらないタイプがある
• トイレに流せる物もある
• 軽い物は飛び散りやすい

トイレシートは必要？

システムトイレ（上段に専用の砂、下段にトイレシート）を使う場合は必要です。

一ヶ月に必要な量と値段は？

毎日、汚れた部分の砂を取り除いて新たに補充します。

１袋500円前後の物で十分足りるでしょう。

月に一度はトイレを丸洗いして乾かし、新しい砂に入れ替えると清潔に保てます。

月々費用③雑費（医療費、保険料など）

医療費は、毎月必要になる物ではありませんし、保険に加入しなければ、保険料もかかりません。

ここでは、最低限必要な医療費と保険に加入した場合の費用をまとめます。

ワクチン接種	5000円前後
去勢手術	１～２万円
避妊手術	1.5～３万円

保険に加入した場合は、補償内容によりますが、月額800円～2000円かかります。

経済的に余裕がある場合は、猫と安心して暮らすために保険の加入を検討するのもよいでしょう。

我が家の月々費用

①食費（主食、おやつ）

主食 ドライフード	2200円
主食 ウェットフード	1000円
おやつ	300円
合計	3500円

ドライフードは、アビシニアンのブリーダー宅で与えていたフードをそのまま継続しているのと、我が家の猫たちは毎日ウェットフードをねだるので、食費は高めかもしれません。

②消耗品費（トイレ用の砂、トイレシート）

トイレ用の砂 （鉱物系）	500円
トイレシート	０円
合計	500円

鉱物系の砂を使っています。

一ヶ月でだいたい１袋を消費してこの値段です。

③雑費（医療費、保険料）

医療費	200円
保険料	1400円
合計	1600円

医療費は、一年分の総額から保険料を引いた分を一ヶ月当たりに換算しました。

④月々いくら？

食費	3500円
消耗品費	500円
雑費	1600円
合計	5600円

我が家の家計は、食費は私が、消耗品費、雑費は夫が担っています。

改めて計算してみると、私の方が多く支払っていることに気付きました（笑）。

しかし、医療費と保険料は変動があるので、妥当なところでしょうか。

まとめ