猫と出会える場所はいろいろあるけど知っているかにゃ?
道を歩いていたら、たまたま向こう側から猫が歩いてきて、私の足元にすり寄って離れないからそのまま連れて帰っ…
そんな運命的な出会いはまずないにゃ。
バッサリ…
猫と出会える場所は、以下の5つが一般的にゃ。
- ブリーダー
- ペットショップ
- 保護団体
- 動物病院
- 友人、知人
なるほど!
いろいろあるんだね。
ちなみに。
僕が住んでる猫カフェでも家族を募集しているのにゃ。
そうなんだね。
それぞれの特徴やオススメ、ポイントを知りたいな。
任せてにゃん!
ブリーダー
ブリーダーとは、専門的に繁殖や飼育を行っている業者で、そのほとんどが個人経営です。
猫種に関しての知識が豊富で、将来にわたって相談にのってくれる場合もあります。
インターネットで、一般の人に販売を行っているブリーダーを探してみましょう。
私は、みんなの子猫ブリーダーのホームページから気になるブリーダーと連絡を取ってみましたよ。
ブリーダーで扱う猫の多くは、純血種で血統書つきです。
同じ猫種でもブリーダーによって価格が違うので、複数のブリーダーを比較してみるとよいでしょう。
また、生まれる前に予約をしたり、猫を迎える時期に合わせて交配してもらったりすることができます。
こんな人にオススメにゃ。
- 飼いたい猫種が決まっている
- 血統書つきの猫がほしい
- 同時期に生まれた兄弟猫がほしい
チェックポイントはこちら!
- 猫が飼育されている様子を見学しておくと安心
- 血統書の有無
- 購入後に具合が悪くなった時の保証があるか
ブリーダーから猫を迎える手順
我が家の猫(アビシニアン♂)は、ブリーダーからお迎えしました。
その時の手順を紹介するにゃ。
- みんなの子猫ブリーダーのホームページからアビシニアンのブリーダーを探す
- 自宅から車で1時間ほどのブリーダーと連絡を取り見学を依頼する
- ブリーダーを訪れ、飼育環境を見たり親猫を紹介してもらったりする
- 猫を迎えたい時期を伝え、予約する(8か月前)
- 子猫が生まれたと連絡を受ける(2か月前)
- ブリーダーを訪れ、迎える猫を選ぶ(1か月前)
- ブリーダーを訪れ、世話の仕方を教わり、猫を連れて帰る(当日)
①見学 ②猫選び ③お迎えの計3回、ブリーダーに足を運びました。毎回、親切に対応していただき希望の猫を迎えることができたので、とても満足しています。
ブリーダーと信頼関係を築けると、安心して猫を迎えることができますよ!
ペットショップ
ペットを飼う予定がないのに、何気なくペットショップに入ったことはありませんか?
可愛らしい子猫や子犬の姿を見つけたら、思わず近くで見たくなりますよね。
ペットショップは、気軽にたくさんの猫を見ることができます。
猫を迎える時には、猫用の食事、トイレ、おもちゃなど、商品が豊富にそろっているので、必要な物が一度の買い物で済ませられます。
また、スタッフから飼い方の指導を受けることができます。
気持ちが固まってきたら、実際に触らせてもらうとよいでしょう。
こんな人にオススメにゃ。
- 実際に見て、たくさんの猫の中から選びたい
- どんな猫を飼いたいか、まだ決まっていない
- 純血種を探してほしい
チェックポイントはこちら!
- 動物取扱業の資格をもった責任者がいるか
- 清潔な環境で飼育しているか
- 生後8週間ごろに1回目の予防接種を済ませているか
- 性格や健康状態を質問した時に、ていねいに説明してもらえるか
保護団体
保健所や動物愛護センターなどの公共機関、愛猫家や猫カフェなどが運営している民間団体があります。
それぞれ、里親を探している猫の情報をインターネットで調べることができます。
子猫だけでなく成猫も登録されています。
気になる猫がいたら直接連絡をして会いに行ってみましょう。
必要経費程度で迎えられることがほとんどですが、中には厳しい条件をつけているところもあります。
生涯にわたってしっかり面倒を見ることをきちんと伝えましょう。
こんな人にオススメにゃ。
- 豊富な色柄の猫から選びたい
- 成猫と落ち着いた生活をしたい
チェックポイントはこちら!
- 動物取扱業の登録がされているか(小規模の場合は未登録もあり)
- 見学を希望し、猫の飼育環境を見せてくれる団体が安心
- トライアル(お試し期間)制度があるか
動物病院
動物病院には、引き取り手のない猫や生まれて間もない保護猫の情報が集まってきます。
猫を飼いたいと伝えておくと、情報が入った時に教えてもらうことができます。
また、猫を迎える時に、飼い方、しつけ、食事、お手入れ、健康管理についてアドバイスをもらえたり、定期的な健康診断、ワクチンの接種、病気の時なども安心してお願いすることができます。
こんな人にオススメにゃ。
- 健康管理についてアドバイスがほしい
- 生涯にわたって相談に乗ってほしい
- かかりつけ医を探している
チェックポイントはこちら!
- いざという時にすぐに連れて行ける距離か
- 健康状態などの質問した時に、ていねいに説明してもらえるか
友人・知人
猫を飼っている友人、知人から、生まれた赤ちゃん猫を引き取るケースはよくあります。
タダでもらえたり、安く手に入れられたりすることは大きな魅力です。
家庭により育て方がさまざまなので、譲ってもらう前に何度か足を運び、トイレや食事、遊び方など、生活の様子を確認しておくと安心です。
子猫を引き取る時期は、離乳期を迎える生後2か月を過ぎてからがよいでしょう。
チェックポイントはこちら!
- 生活の様子はどうか
- 病気や障害などがないか
知人から猫を迎える手順
我が家の猫(キジトラ♂)は、知人から譲っていただきました。
その時の手順を紹介するにゃ。
- 知人宅で猫が生まれたので飼わないかと連絡をもらう
- 知人宅に伺い、子猫を見せてもらう(1か月前)
- 子猫のうちの1匹を譲ってもらうことに決める
- 知人が自宅に猫を連れてきてくれる(当日)
知人宅で生まれた子猫なので、安心して譲ってもらうことができました。時々近況報告をして、現在も良い関係が続いています。
まとめ
猫の入手先には複数の選択肢があります。
- ブリーダー
- ペットショップ
- 保護団体
- 動物病院
- 友人、知人
どこから入手するのがあなたにとっていちばん適切なのかを考えてみましょう。
面会や引き取りに行くことを考えて、交通手段や所要時間を確認することも大切です。
運命の子との出会いはもうすぐ♡
気になる猫を見つけたら、会いに行きましょう。
参考文献:山本宗伸監修「猫の入手先を決める」
『はじめてでも安心!幸せに暮らす猫の飼い方』ナツメ社.2017年.42,43頁